今まで私はメルマガやブログで
政治に関する発言を極力抑えてきた
つもりです。
しかしながら、今回ばかりは言わせて
いただきます。
「消費税、上げやがったな、この野郎!」と。
(五七五でゴロがいいね、
なんて笑っている場合ではありません)
誰が悪ものと断定はしませんし、
増税が悪いとも言いません。
先のメルマガでも書きましたが、
増税そのものは善でも悪でもありません。
要はそのタイミングで善にも悪にも
なるということ。
インフレが過剰に進んだ状態での増税は善、
デフレ下での増税は明らかに悪になります。
ここで少し整理しておきましょうよ。
TV(私はほとんど見ません、バカになるので)の
コメンテーターやお役人、政治家がよく言う、
「ヨーロッパ諸国の消費税は20%もある、
日本もその水準に・・・・・」
なるお話を精査しなければなりません。
この話を行く先々の酒場で、口が酸っぱく
なるほど繰り返しましたが、誰も聞いて
くれなかったなあ、と今では残念に思います。
(説明の仕方が悪かったのかなあ〜)
ではヨーロッパの主だった国の消費税率は(2011年)、
イギリス 17.5%(のちに20%)
イタリア 20%
スウェーデン 25%
です。
(フランスは極端なので比較しません)
さて、日本の消費税率は5%ですが、
国の税収入全体に占める、
各税金の割合をみると(2011年)、
所得税 31.5%
消費税 23.8%
法人税 21.8%
揮発油税 6.2%(ガソリンなど)
その他(酒税、相続税、たばこ、関税など)16.7%
この、税収の割合は今もほとんど変わりません。
税率5%で税収全体の23.8%の割合を
占めているのが、我が国の消費税です。
では、先に上げた諸国の税収入全体に占める
消費税の割合はどのくらいでしょうか?
イギリス 22.3%
イタリア 22.3%
スウェーデン 22.1%
と、日本とほぼおんなじ。
(ヨーロッパ諸国は軽減税率なるものが
存在しますが今回は省きます。
興味があったら調べてみてください)
消費税は、税率を見るのではなく、
「税収率」で見るものなんですね。
(細かい数字ではなく割合を見てください)
だから、TVが言う
「ヨーロッパ諸国の消費税は・・・」
に騙されてはいけないんです。
(本当に噴飯ものです)
大体、消費税率を上げると消費が下がる、
腰折れを起こす、ということは、
消費税賛成派も分かっていることです。
各シンクタンク(○○総研など)も
発表しているとおりです。
なのに、それなのに、なぜ今「増税」
なんでしょうか、全くもって意味不明です。
長くなりますのでこのくらいでやめますが、
正直な話、今回の消費税増税には
ものすごく落胆しました。
今回この増税を推進したすべての人々は
「経世済民」という言葉を、もう一度
想い出してほしいものです。
※経世済民(けいせいさいみん)
世を経(おさ)め、民を済(すく)う。
経済の基本的考え方。
本日も最後までお付き合いくださいまして、
ありがとうございました。
消費税は上がりますが、こちらは下げました!!!
モニタ延長ケーブル「のび太くん」価格改定。
旧価格 新価格
60m 88,000円→68,000円
80m 98,000円→95,000円
100m 132,000円→112,000円
120m 153,000円→132,000円
140m 181,000円→153,000円
160m 203,000円→175,000円
180m 新しく登場 193,000円
200m 223,000円→210,000円
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http://www.myshop.co.jp/spectre/nobita/irb18.html