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- 2022.07.29 Friday
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------------------<目次>------------------- 1.譲れないもの --------------------------------------------- 夏季休暇を頂戴します。以下の通りです。 【8月12日(月)〜8月14日(水)】です。 8月15日、16日は営業していますが、 電話は通じません。 メール、FAXでのお問い合わせのみ 対応です。 出荷は 8月12日(月)〜16日(金)までお休みです。 お手数をおかけいたしますが、 よろしくお願いします。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃1.譲れないもの ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 私が出版している少額訴訟の電子本を手に入れた 方からメールがあり、 「善と悪の追及が私にできるのか」との不安を 漏らされていました。 残念ながら「善」と「悪」とは表裏一体で、 ある行為は、ある時は善になり、ある時は 悪になる場合があります。 今話題の消費税を例にとりましょうか。 デフレという長期に渡っての景気低迷時での 増税は明らかに「悪」で、インフレ続きで バブルに向かいそうな時期での増税は「善」に なります。 政府の目的は「税収の増加」であって、 「増税」が目的ではありません。 増税は「手段」に過ぎないわけです。 政府の税収を増加させる最も手っ取り早い 方法は、景気をインフレ傾向に持っていき、 それを持続させることです。 そうすると、増税しなくても自然と 税収が増えていくことになります。 (ごく当たり前のことです) こういうことを言うと「ハイパーインフレ」に なって経済が崩壊する〜!と騒ぐ輩が出てきますが、 ハイパーインフレってなんでしょうか? (ちょっと横道にそれますね) ハイパーインフレとは毎月のインフレ率が 50%を超えること、と定義されています。 毎月50%のインフレ率が継続すると、 1年後にはインフレ率が13000% になります。 要は1年後には物価が130倍になっている、 という現象をハイパーインフレと言います。 今100円で買える缶コーヒーが、1年後には 13,000円になっているというお話です。 信じられますか? この日本でそんなことが起きようはずはありません。 (ジンバブエのように国が不安定なところは 需給バランスがすぐ崩れるので大変なことに なりますが、なってますか?) なぜか。 (おっと、横道が長くなるので興味のある方は 調べてみてください、自分で調べると身につきますから) それすぎました。 だから何が「善」で何が「悪」なのか、という 判断は難しいんです。 善や悪を考える前に「目的はなにか?」 ということを考えることが大事なんですね。 消費税にしてもタイミングによって 悪にもなり善にもなります。 「税収の増収」という目的を見失わなければ、 どのタイミングで増税するのかが明らかになります。 (最近のマスコミ消費増税の論調は、 どうも増税が目的のようになってますね、 ケシカランといつも怒っています) 訴訟には体力が必要です。 肉体的というよりも精神的体力(っていいますか?) を消耗します。 ですので、どっちが良いか悪いかを考える前に、 「目的は何か」を明確にしたうえで、 訴訟に望んでいただきたいと思います。 そしてもう一つ、忘れてはいけないもの。 それは「譲れないもの」をよく考える ことです。 訴訟をお起こすきっかけになった原因や 要因は多岐にわたるでしょう。 あんなことも言われた、こんなこともされた、 あれも気に入らない、これも腹が立つ・・・。 でも、振り返って自分を眺めた時、 「これだけは譲れない」ものがあるはずです。 女として、男として、あるいは社会人として、 あるいは日本人として、 「これだけは譲れない」ことが。 訴訟に限らず言えることですが、 この「これだけは譲れない」何かを 見つめなおすことで、 ブレることなく歩いていけます。 訴訟に向かう時も必ず役に立ちますので、 譲れない何かを再確認してみてください。 あなたの「譲れないもの」は何ですか? 本日も最後までお付き合いくださいまして、 ありがとうございました。 良い週末をお過ごしください。 (ちょっと抽象的すぎましたね、ゴメンナサイ)