UK220-TRの取り説がダウンロードできるようになりました。
このページ↓↓の真ん中より下の方で、
http://kvm2.un-home.com/index.php製品概要と製品仕様の中間あたりに、
「取扱説明書ダウンロード」というボタンが
ついています。
そこをクリックすると取り説PDFが
ダウンロードできます。
UK220-TRを詳しくみたい方は、この取り説で
確認してください。
もちろんお電話でもお問い合わせは受け付けています。
(ご指名いただければ、電話を替わって私が出ますフフフ)
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1.履歴抹消???┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「ハードディスクのデータクリアって、
どういうものですか?」
という質問を頂きました。
「どういうもの・・・といいますと?」
「データをクリアするわけですから、全ての
データがディスク上から“消える”と考えて
いいワケですよね」
「確かにそうです。
HDDのセクタやセル内にゼロ“0”を上書き
しますので、元データは完全に無くなります。
再現は不可能です」
「はあ、なるほど、そういうことですか」
何とも気のない返事が返ってきました。
「では、HDDのベースになる部分、コアの部分も
“ゼロ”で情報が無くなるんでしょうか?」
「ベース?コア?・・・ですか?
それは例えばSMART(スマート)情報のような?」
「そうです、そうです。スマート情報もクリアにして
そのデータを無くすことができるんでしょうか?」
「・・・・・」
SMART(スマート)情報とは、HDD内部に記録された
HDDの“履歴”です。
HDDの電源ON/OFFの回数や、読み出し、書き込みエラー頻度、
不良になったセクタ数や、HDDの過去最高温度などの情報を、
HDD自身が自分の中に記録しています。
自分の履歴書を、パソコンが起動するたびに、
詳細に記録していきます。
その履歴を見て、そのHDDがどの程度使われたか、
どの程度のダメージを受けているかの指標にするのです。
「このHDD、不良セクタが多すぎるし、代替処理が
多くなっているから、今のうちにコピーして
替えちゃおう。危ないもん」
とかね。
それを消す?
「それはできません。SMART情報まで消すことのできる
機器は、恐らく市販のものではないと思います」
「メーカーでは『できる』と言ってましたよ」
「え?HDDメーカーが『できる』と。
まさか『やる』と言ったんですか」
「はい、そうです。
アプリか何かを提供してくれるのか、それとも
メーカーに持ち帰ってやるのかどうかは分かりませんが
『できますよ』と言うんで・・・。
ついでにコピーもやりたいので、コピーマシンの
消去でそれができるようならこっちのほうがいいかなと思って」
これは大変なことを聞きました。
HDDの履歴を“ゼロ”にするということは、
さんざん使ったHDDでも、履歴を見る限り
新品として通用させることができるわけです。
さっきも記述しましたが、HDDの履歴は
そのHDDの障害を予測するために規格として
搭載されたものです。
HDDの障害とSMART情報に相関関係はあまり
認められない、とgoogleが発表した記事も
ありましたが、
それでも履歴を“ゼロ”にしたりしたら
使い古したHDDなのか使っていないHDDなのかの
区別が全くつかなくなります。
HDDコピーマシンメーカーに聞いてみました。
「HDDのSMART(スマート)情報を全て
消すことって可能なんですか?」
「え?何のために?????
まあ、不可能ではないと思います。
そのメーカー独自のコマンドのようなものがあって
それを入力することで可能かもしれませんが、
それまでの動作情報が無くなるので障害発生予測が
できなくなりますよ」
やっぱりね。
HDDの履歴を抹消しても一銭にも
なりませんからやめてください。
メーカーが「できるよ」って言っても
やっちゃだめですからね。
百害あって一利無しです。
過去の履歴を抹消して、1から新しいく人生を
歩むのは、消し去らなければならない
過去がある人のみです。
シュワちゃんの「イレーサー」みたいにね。
HDD内のデータを抹消したいのなら、
HDDコピーマシンの消去機能を使って、
データだけ消してください。
間違っても他のことは考えないように。
お願いします。
■ HDDコピーマシン一覧http://www.myshop.co.jp/unit/copy/index.htm※HDA-150、250に不良セクタのスキップ機能が
つきました。
怪しいHDDはスキップ機能で不良セクタを飛ばして
別のHDDにコピーして、データを救出してください。
壊れてからでは遅すぎます。
本日も最後までお付き合い下さいまして
ありがとうございました。