------------------<目次>-------------------
1.ページ新たに作りました。
2.お釈迦になる前に
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1.ページ新たに作りました。UK220-TRのページを更に新しくしました。
http://kvm2.un-home.com/fwd3/kvm2broかわいい赤ちゃんネコの写真を使っています。
(私の飼っているネコとは大違いです)
それと、こんな事もできるんですと、
変わった接続例も入れてます(中央)。
ご覧ください。
【KVM延長ユニット UK220-TR】
http://kvm2.un-home.com/fwd3/kvm2bro2.お釈迦になる前に報告を一つ忘れていました。
HDDコピーマシンのHDA-150、HDA-250に不良セクタスキップモードが追加されました。(これらのページ↓の中央部分に記載しました)
■HDA-150
http://kvm2.un-home.com/fwd3/150bro■HDA-250
http://kvm2.un-home.com/fwd3/250broHDDのセクタとは、ものすご〜く簡単に言うと、
裁縫箱をHDDだとすると、そこにあるたくさんの
小さな「引き出し」です。
例えば、ビーズのブレスレットを作るデータが
その裁縫箱(HDD)にあるとします。
それぞれの引き出しには、ビーズを通すナイロン糸、
赤いビーズ、黄色いビーズ、青いビーズなどなど
色んな部品が入っています。
目的のビーズのブレスレットを作るには、目的の
引き出しを開けて、そこから目的の部品となる品物を
引っ張り出して、それを組み合わせなければなりません。
全ての“引き出し”がスムーズに開閉できるうちはいいんですが、
長く使っているため、引き出しが歪んだり、取っ手がさびたりして、
開かなくなる引き出しが出始めます。
その開かなくなった引き出しを、
HDDでは“不良セクタ”といいます。開かないから、
取り出せないばかりか、しまうこともできません。(書き込んだり読み出したりできない状態)
それをそのまま放置して使い続けると、どんどん
開かない引き出しが増えてきて、とうとうその裁縫箱は
使い物にならなくなってしまいます。
しまったものも引っ張り出せなくなる、という事態。
これは実は大変な事態です。
大切なデータが取り出せないとなると、今までの
苦労は水の泡です。
パソコン(OS)はそんな事態を防ぐため、
開かなくなった引き出しを使うのをあきらめて、
別の開閉可能な引き出しを使うようになっています。
でもやっぱり、あちこち開かない引き出しが
増えていくのです。
通常、HDDコピーマシンは、この不良セクタがあると、
そこに引っかかって「コピー不可」で止まってしまいます。
そこで、今回搭載した「不良セクタスキップ」機能で、読み書きに不具合が
出始めたHDD内のデータを、HDDがお釈迦になってしまう前に新しいHDDに
移動させ、HDDごと取り替えてしまおうというのがその目的です。
不具合っぽい危険なHDD内のデータは、コピーマシンの
クリア機能で綺麗さっぱり消去して、廃棄処分にしてください。
何かに使おうと思わない方が今後のためです。
もったいないけど廃棄処分にしてください。
あとで苦労するのは自分ですから。
HDDの寿命は、HDDメーカーによれば、うん十年〜100年
単位になっています(理論上)。
ところが実際には使用して1年目くらいから障害が発生し始め、
大体4〜5年で障害のピークに達します。
そこを生き延びたHDDは長く使えるようですが、
これもいつどうなるか分かりません。
何となく起動が遅くなった、
パソコンを落とそうと思ったら“応答していません”
などのエラーが出る回数が増えた、
と思ったら、早めにHDDを取り替えることを
お薦めします。
今のうちにスキップ機能を使ってデータを取りだして
危機回避してください。
余りにも不良セクタの多いHDDからコピーして取りだしたデータは、
コピー先で再現できるかどうかわかりません。
(どこかのデータが抜け落ちていたりすると、
一部再現できないものもありますので)
こんな事を言っていながら、先日事務所の
パソコンのHDDが2台同じ時期にダメになり、
とてつもなく苦労しました。
こんな事になる前に、やってくださいね。
本日も最後までお付き合いくださいまして
ありがとうございました。