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    googleアドワーズ「わたし、できるんです」

    • 2010.01.28 Thursday
    • 14:38
     googleからオファーがありました。


    何のオファーかって?もちろん


    「広告出して!」


    のオファーです。



    (オファーでも何でもないか・・・

     広告の営業電話でした)



    googleはご存じ検索サイトです。



    yahooもそうですが、調べものをするのには

    今や欠かせませんよね。



    その検索サイトに広告を載せませんか、

    という連絡です。



    もう知っている人もいるかもしれませんが

    あまりよく分からないという人のために

    ちょっと。


    例えばさっきかかってきたgoogleの広告は

    AdWords(アドワーズ)と言います。


    例えば、そうですね・・・・、googleの

    検索サイトで“HDDコピーマシン”と

    入れてみてください。



    (“ ”は外してくださいね)



    HDDコピーマシンに関連するページの

    アドレスが沢山出てきます。



    (そんなこと当たり前じゃないか

     今更何言っちゃってんの???)



    と、心のなかで叫ばないで下さい。



    よく知らない人にも分かりやすいように

    話していますので。



    出てきましたよね。

    HDDコピーマシンに関連するページが。



    さてそのページの一番上を見てください。

    背景がほんのりうす紅色になっている

    (またはオレンジ)ところがありませんか?



    その背景の色が変わっている枠の右上の方に


    「スポンサーリンク」と


    グレーの文字が表記してあります。



    そう、その枠が広告枠です。


    (その枠のすぐ下に弊社のページがありますが、

     それは広告ではありません)



    そして、ページ右側にも「スポンサーリンク」

    として通常よりも小さな検索結果が縦一列に

    並んでいます。



    ここも広告枠です。



    さてどんなシステムかというと、


    “あ、簡単に説明しますので

     消さないで!!!!”


    (でも興味のない人は下の方まで

     飛ばしてください)


    まずは広告の申し込みをして

    題名(うたい文句)を決めて、



    検索で入力されそうなキーワードを

    決めて終わり。



    ここまでは無料です。



    それぞれのキーワードには

    「クリック単価」

    という設定があります。



    決めたキーワードで検索してきた人が、

    広告枠内に表示された自分のページを

    クリックすると、代金が発生する仕組みです。



    そしてそのクリック代金を設定します。



    最低が9円、上限はありません(たしか)。



    この設定料金が低すぎると、表示すらされないことも

    ありますし、うす紅色の枠の外、右側の縦一列の

    広告枠の下の方に掲載されて誰の目にもとまりません。



    「それなら」と高く設定すると、うす紅色の広告枠の

    一番上に表示されますが、クリックされただけ

    代金が発生することになります。



    例えばクリック単価を“200円”に設定したとします。


    (1回クリックされると、そのページに掲載している

     商品を買わなくても、クリック代金が発生します)


    そして“うす紅色の枠(ページトップ)”上位に

    表示されたとします。



    自分で決めた検索キーワードで入ってきた人が

    その広告をクリックします。



    一日5人?10人?、いいえ100人クリックしたと

    するとどうでしょう。



    一日2万円です。



    これを1ヶ月、30日表示させていたら

    60万円の広告費が発生します。


    売上が“ゼロ”でも「60万円」の広告代金です。


    もちろん特定の時間、特定の曜日、

    広告金額の上限などを設定または

    限定することが出来ますが、


    とにかくクリックされたら代金は

    その都度加算されるという仕組みです。



    これらの広告のことをPPC広告と

    言います。



    クリックされれれば確実に広告費が

    発生しますが、クリックの多い時間帯や

    クリックの多いキーワード、成約率の高い

    キーワードなど、様々なデータが取れるのも

    このPPC広告のメリットでもあります。



    また、広告を止めたい時や始めたい時を

    自由に決められますので、大変便利です。

    (広告を始めるに当たっては審査が
     あります)



    いっとき広告を出して様子を見ていましたが、

    弊社製品の性格上googleでは効果が薄かった

    ので、今は一時停止しています。


    (“ちょっと”が結構長くなりました、スミマセン)





    さて、そんなgoogleから電話がありました。


    「googlの○×と申します」


    女性です。

    安定感を感じる低く太い声です。



    「先日キャンペーンのお知らせを

     メールでお送りしておりますが

     ご覧頂けましたか?」


    「はい、メールが来たのは確認して

     いましたが、内容は詳しく拝見して

     いません」



    「そうですか。キャンペーンの資料は

     1月20日を過ぎると閲覧できなく

     なってしまいますので、それまでに

     ご確認下さい」


    「キャンペーンの期限ではなくて、

     閲覧の期限ですか?」



    「はい、そうです。


     ご確認いただきましたころ改めて

     ご連絡をさせていただきます。

     お忙しいところお時間を頂きまして

     ありがとうございました」



    ガチャッ。プープープープー。


    「・・・・・」



    低音で安定した発声からは、彼女の揺るぎない

    信念のようなものが伺えた気がしました。


    (たぶん普段から胸を張って、ヒールの音を

     カツカツと響かせながら歩いてるんだろうな。

     なぜって、上の方から声がしてたから)



    と同時に、機械的で事務的すぎる会話からは

    私、結構できるわよ」という、ある種独特の

    臭いというか空気のようなものが漂ってきて、

    電話を切った後強く印象に残りました。


    (つられてこっちまで事務的に回答して

     しまったじゃないですか。まったく)



    はは〜、事務的に話しても、揺るぎない

    ものが声の奥に見えると、印象には

    残るわけね。



    だとすれば、弊社のスタッフも

    揺るぎなく言い切り型の受け答えを

    みんながすれば、それぞれがお客様の

    印象に残るかも・・・・。


    いやいや、

    社内がそんな事務的すぎる言い切り型の

    会話で充満していたら、私、恐ろしくて

    席に座ってられませんよ。


    (それでなくても気が小さいのに)


    ダメダメ、止めましょう。

    社風に合わないし、私自身が怖いから。




    googleさん、もう少し心に余白を

    作ろうね。


    理詰めの会話や生活は、決して楽しい

    ものじゃありませんから。



    本日も最後までお付き合い下さいまして

    ありがとうございました。


    JUGEMテーマ:ビジネス

    丁寧に生きる

    • 2010.01.28 Thursday
    • 11:58
     「丁寧に生きる」



    先日何気なく見ていたTV番組の中で聞いた

    言葉です。



    たしか、二人ともガンに冒された夫婦の

    ドキュメントだったように思います。



    最初奥様にガンが発見され、治療中に

    看病している旦那様にもガンが見つかって、


    その当時の二人の詳細な日記を元にした

    ドキュメントだったと思います。





    たぶん奥様の書いた日記の中だったと

    思いますが、その一節に



    これからは“丁寧に”に生きていきたい



    という言葉が入っていたんです。



    丁寧に生きる」・・・っていったい

    どういう事だろう・・・と、


    せっぱ詰まって生きていない私には、

    理解できたような出来ないような、


    分かったようで分からないような、何とも

    形容しがたい気持ちになったものです。




    以前ご紹介した、問い合わせとも演説とも

    つかないお客様のお電話で、


    アメリカのカーター大統領の本にあるという

    「君は最善を尽くしたか」という一節を

    お客様が引用された時、


    「自分は最善を尽くしていると

              言えるだろうか・・・」


    と自問したように、



    丁寧に生きる」という言葉を聞いた時、



    「自分は丁寧に生きてきたと言える

     だろうか。はたしてこれから先も

     丁寧に生きていけるのだろうか」



    と、自問している自分がいました。




    そしてハタと、


    でもいったい丁寧に生きるって・・・・)。



    どういう事なのか?



    知りたいような知るのが怖いような

    この「丁寧に生きる」という言葉。



    そう考えている内に、脳の裏側にへばり付いて

    取れなくなってしまいました。



    あまりにも気になるので、自分なりの

    結論(決着)をつけてみます。



    (ビジネスのメルマガになっていませんが

     興味のある方はお付き合いください)



    改めて「丁寧」という言葉を広辞苑で

    引いてみました。



    ◆「丁寧」


    「注意深く心が行き届くこと」

    「てあつく礼儀正しいこと」


    広辞苑でさえこの位しか載っていませんでした。

    それだけ一般的で、説明の必要がない

    言葉なんですね。



    この意味を疑わずに捉えるなら、

    “丁寧に生きる”ということは


    「注意深く生きる」

    「礼儀正しく生きる」


    ということになるのでしょうか?



    確かに心構えとしては必要ですが、

    何か違います。しっくり来ません。




    反義語辞典にヒントがあるかも、と

    思い引いてみると、そこには自分に

    当てはまる語句がビッシリ・・・。




    ◆「丁寧」の反義語


    ぞんざい、ずさん、粗雑、おろそか、

    大ざっぱ、いいかげん、生半可、

    中途半端、適当、アバウト・・等々。



    書き出している内に腹立たしくなるほど

    デタラメな言葉のオンパレード。



    でも、この逆だと考えれば、


    ぞんざいに生きない

    いいかげんに生きない

    中途半端に生きない


    が丁寧に生きるという意味と考える

    ことも出来ますが、これも何か

    今ひとつピンと来ません。



    反義語辞典、“収穫なし”です。

    (気分を害しただけでした・・・

             引かなきゃよかった)




    それならばと、丁寧に生きているという

    言葉に何となく当てはまる近しい“人”を

    イメージしてみました。



    いました。



    田舎のおじいちゃんやおばあちゃん。



    かなりの高齢なのに、朝早くから

    田圃だの畑だのと出かけていきます。



    親戚の漁師は80歳に近いのに、朝4時には

    船に乗って漁に出ます。



    こちらも親戚ですが、豆腐屋の叔父は

    毎朝3時に起きて愚痴を言うわけでもなく

    粛々と豆腐を作り続けています。



    しかもほぼ365日フル稼働。



    昨年年末の30日に電話した時も、

    明日も注文が沢山はいっているから

    3時起きだねと笑って言ってましたね。


    大晦日もフル稼働です。



    そんな人たちを思う時、


    「まじめ」「実直」「正直」


    という言葉が浮かびます。



    「実直」というより「愚直」

    いった方がいいかもしれません。

    (言葉は悪いですけど)



    この人たちを思う時、

    与えられた使命(天命)に忠実に生きている

    ように見て取れます。




    そうです。これです。「忠実」です。



    忠実は

    「真心を尽くしてよくつとめること」

    と広辞苑にはありますが、

    この翻訳、何となくしっくり来ません。




    私の中の「忠実」は、


    置かれた状況を、嘆かず、恨まず、

     誤魔化さず、持てる力で誠心誠意

     向かい合う


    ということになります。




    じゃあ何に対し「忠実」なの?と

    自問してみます。



    自分に?

    仕事に??

    それとも周辺の人たちに???



    どれも違いますね。



    “生まれ出た”ことと、“今ここ”に

    いることに対してです。



    与えられた生(せい)を受け入れて、

    それに対して忠実にに生きる。


    自分の心を誤魔化さず、こんな自分も

    自分だと受け入れて、思う存分一喜一憂

    して、そんな今に忠実に生きる。

    (時々ため息をつきながら・・・)



    それが「丁寧に生きる」ということでは

    ないだろうか、そんな気がします。



    やっぱりきっちりとした結論は

    出ないのかもしれませんね。




    「丁寧に生きる」



    なかなかそうは生きられませんが、

    この言葉だけは後で必ず思い出すよう

    記憶にとどめておきたいと思います。



    (独り言のようになってしまって

     すみませんでした)



    本日も最後までお付き合い下さいまして

    ありがとうございました。



    ---------------蛇足-------------------


    やっぱり中途半端な結論になって

    しまいました。


    そもそも、この無い頭で決着をつけようと

    思ったのが間違いです。


    (たったこれだけの文章を書くのに

     3日もかかってしまいました)



    まだまだ「丁寧に生きる」にはほど遠い

    ってことですか。


    まだもう少し、生半可に生きさせて

    いただきます。



    話は違いますが、私の知り合いに、


     「どんな人も、その人にしか

       できないことをするために

          この世に生まれてきた


    と言い切ってはばからない人がいます。
     


    世のため、人のために役立つ運命・・・、

    「天命」をもって、この世に来ている、と。

    (この世に生きている、ではなく、

                  “来てる”んですよ)



    まるで宗教家のようですが、彼は無信心者。

    仏壇ぐらいは実家にあるでしょうが・・・。



    今回たまたまつけたTVで見た、ガンを

    患った夫婦。



    悲しい物語ではあるけれど、辛い現実では

    あるけれど、その日記が、


    誰かに見せようと思って書いたわけではない

    日記の一言が、



    こうして私に考えるという機会を与えてくれた。




    そう考えるとやっぱり彼が言うように

    意味のない生(せい)はないんだなと

    思います。



    生半可でもいいじゃないですか。

    精一杯「一喜一憂」しましょうよ。

    今まで我慢してきたんだから。

    それに、私たち“生きてる”んだもん。


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