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    禁断のオヤジ臭!

    • 2009.12.28 Monday
    • 10:35
    JUGEMテーマ:健康


    禁断のオヤジ臭・・・・。



    常在菌の話からいろいろ飛躍して、

    とうとう禁断の“オヤジ臭”に

    発展してしまいました。


    自分のことを書いているようで息苦しく

    なりますが、


    私の周りにいるお姉いさまたちの方が、よほど

    リアルに息苦しい日々を送っていると推測され

    ますので、解明しなければなりません。



    この中高年独特の臭いは「加齢臭」といい、

    別名“オヤジ臭”と言われています。



    もう知ってますよね。


    でも、これ以上聞きたくない?



    はい、私もこれ以上書きたくありませんが、

    乗り出した船です。



    沈没するなら「ままよ」という気持ちで

    書かせていただきます!



    人の体臭は汗とその質、皮膚常在菌の

    コラボレーションと言いました。

       ↓
    http://5leaf96ver.jugem.jp/?eid=176



    その汗ですが、われわれオヤジの汗には

    若い人にはほとんど含まれない物質が

    入っています。



    だからって、触ると溶けるとか、うつるとかいう

    恐ろしいものではありませんのでご安心ください。




    その名は「ノネナール」という

    不飽和アルデヒドの一種です。



    この不飽和アルデヒドという言葉は

    覚えなくても構いません。



    ノネナールという物質”とだけ覚えてください。



    アノネールではありません。ノネナールです。

    (かえって紛らわしいですか?スミマセン)



    40代からは“男女ともに”高い確率で

    増加、検出されています(ここ注目です)。



    この“ノネナール”は、油臭くカビくさい

    臭いを発します。



    オヤジ臭の基本的な“原点”とも言える

    物質です。



    よく“湿ったタンスの臭い”と形容されるのは

    この成分の臭いのせいです。



    「なに?この成分だけがオヤジ臭なの?

     だったらわけないじゃん。

     この成分を中和すればいいだけでしょ」



    確かにその通りで、中和する化粧品や

    石けんなどが出ていますが、

    まだまだ、ここで終わりませんよ。




    書いている本人もガッカリするような

    現実をお伝えしなければなりません。




    実は、中高年の皮脂には、若い人には

    ほとんどみられない物質が存在します。




    パルミトオレイン酸やパクセン酸などが

    それです(脂肪酸です)。




    これも覚える必要はありません。



    われわれオジサンには、皮脂に


    若い人にはほとんどみられない

     脂肪酸が増加する



    と覚えてください。




    って、授業じゃないんですから。




    実は、これそのものは特別な事ではありませんが、

    中高年になると過酸化脂肪質量が多くなり、

    酸化分解が進みやすいという特徴があります。



    ということは、増加する脂肪酸を分解する

    能力が高まる、ということになり、分解された

    脂肪酸はどうなるかというと、



    あの、「ノネナール」という物質に変化してしまうんです。



    出ました、ノネナールです。


    やっぱり元凶は「ノネナール」でした。




    ところで、先に“ここ注目です”とした

    男女“ともに”増加する」とした

    ノネナール。



    なんで“オヤジ臭”と言い換えられて、

    われわれオヤジばかりが罪人(つみびと)

    のごとき扱いを受けるのでしょうか?



    これは、我々オヤジの“嗜好”に関係があると

    思われます。



    例えば“お酒”、例えば“たばこ”、例えば“ニンニク”

    例えば焼き鳥・・・などなど。



    汗として臭いと共に発散されるものを女性より多

    く摂取しています。



    また、オヤジは化粧をしません。

    (してたら怖いけど)


    「お肌のお手入れ」なんて事もさらさら

    ゴメンです(これもしてませんよね)。


    そして女性のように香水なんかもつけません

    もんね。



    こういったことが、同じようにノネナールが

    増加しているのに、オヤジだけがやり玉に

    上げられる原因なんだろうと推察されます。



    もう一つ。



    臭覚の関係です。


    臭覚、臭いを感じる感覚器官ですが、この臭覚は

    20〜30歳がピークで、それ以降は低下するそうです。


    とすると、


    同年代ではあまり感じないのに、若い人から

    忌み嫌われるのも分かる気がします。


    しかも、男性より女性の方が臭覚が発達

    しているらしく、そう考えると、年頃の

    お嬢様方が、われわれオヤジをターゲットに


    「オヤジ臭がする、クサイ!」


    と大上段から大太刀(おおたち)を振り下ろして

    切って捨てるのも納得(?)というものです。


    カ・ナ・シ・イ・・・・。



    ただ、ここで挽回。


    実際このオヤジ臭は、子供には安心感を与える

    物質
    であるとされています。


    お祖父ちゃんやおばあちゃんの臭いには

    子供の精神状態を安定させる作用があると

    されていますが、


    これがノネナールなのかどうかはまでは

    知識不足で分かりません。(挽回ならず)



    たぶんノネナールの増加には、何らかの

    生物学的な意味があるんだと思います。



    とにかく、オヤジ臭でお嬢様方に嫌われたく

    ない私と同年代以上の紳士の面々は、


    アポクリン腺を意識して身体を洗い、

       ↓(参照)
    http://5leaf96ver.jugem.jp/?eid=176


    皮膚を清潔に保つ、


    これしか予防法はないようです。



    注:だからって、親の敵のように肌をゴシゴシ

      洗わないようにしてくださいね。

      皮膚の常在菌がいなくなって、常在菌ではない

      悪い菌が繁殖してしまったら大変ですから。


    本日も最後までお付き合い下さいまして

    ありがとうございました。


    禁断のオヤジ臭でした。


    ポチッとお願いします。

    またもやロボットが・・・。

    • 2009.12.26 Saturday
    • 11:30
    JUGEMテーマ:コンピュータ

    またもやロボットが・・・。



    ピロロロロ!電話が鳴りました。



    「はい、ユニットでご・・・」


    こちらは、高齢者医療を考えるNPO団体です

     簡単なアンケートにお答えください




    挨拶なしのいきなり始まりました。



    ご興味のない方はこのままお電話をお切りください。

     ご興味のある方は、このままお聞きください




    そして



    現在の健康状態について悩んでいる、という方、

     “はい”は数字の7を、“いいえ”は数字の8を

     押して下さい




    切りました。



    本当は、“数字の7”を押したくて押したくて

    仕方なかったんですが、必死の思いで

    踏みとどまりました。



    自分には珍しく、誘惑より恐怖のほうが

    勝ったっようです。



    だいたい、


    「NPO法人」じゃなくて、「NPO団体」と言うところが

    怪しいし、普通怪しげな団体でも「何々の会」なんて

    名前くらいあるはずなのに、名乗らないところを

    みると、存在そのものが怪しいじゃないですか。



    しかも、相手はロボットです(女性の声の)。



    ロボットにだって挨拶ぐらいさせられますよ。


    プログラム打ち込む事ぐらい、わけない

    はずなのに、それもしない。



    そんな無い無いづくしの一方的な音声で

    何をしようとしていたんですかね?



    まさか本当にアンケート?



    まさかですよね。



    もしかして、「押して下さい」と言う数字の

    ボタンを押したら、寄付金なんかの

    請求書が送られてくるとか?




    押したら後日、恐いお兄さんから電話が

    かかって来て、朝から脅されるとか?



    う〜ん、これは嫌ですね。

    やっぱりやめておいて正解でした。




    とにかく、前にもありましたが、あのロボットの

    音声営業?って言えばいいんでしょうか、

    本気で効果があると思っているんすかね。




    印象を悪くする効果は確実にあっても

    何某かの利益が発生するとは到底

    思えないんですけど・・・・。



    それでも未だにあの手のロボット営業が

    生きているってことは、いくらかの効果が

    ある、ってことなんでしょうか????




    そのあたりが本当に謎です。



    まさか本当にNPO組織だったりして?


    これも、まさかですよね。




    どなたかこの手のロボットさんに

    「最後まで付き合ったことあるよ」

    という方がいらっしゃたら、私に

    教えてください。



    ホント、最後まで付き合ったら

    どうなちゃうんだろう・・・おおコワイ。



    本日も最後までお付き合いくださいまして

    ありがとうございました。

    戻ってくるかもしれませんよ。

    • 2009.12.25 Friday
    • 10:02
    JUGEMテーマ:コンピュータ


    戻ってくるかもしれませんよ。



    (ちょっと怒っています)

    九州に翌日着けるサービスありますか?


    九州のお客様が、どうしてもQAV-211と

    リピーターを


    「明日ほしい、それがないと困る」


    というので、とりあえず急場をしのいで

    もらうため、デモ機をお貸し出しする

    ことになりました。


    http://www.myshop.co.jp/unit/nobita/200f/qav.html


    基本的に九州、北海道は中1日を見て

    いただくことになっていますが、


    明日表示させたい!」


    という要望をかなえるには、通常便では

    ない配送手段を使わなければなりません。



    ヤマトで調べてみると「超速便」というのが

    あり、それならば九州でも翌日配送が可能で

    あることが分かりました。



    配送料は追加されますが、困り果てている

    お客様を無視する訳にもいきません。



    しかも、リピーターを使うので、QAVシリーズ

    以外で対応できそうなものがありません。


    http://www.myshop.co.jp/unit/nobita/200f/qav.html



    そこで、ヤマト運輸の集荷の時にスタッフが

    超速便でお願いする旨を伝えました。



    すると、


    超速便ですが、戻ってくることがあるかも

     しれませんので



    「え?」



    飛行機で飛ばすんで、最近うるさいんですよ


    「・・・・・?」



    揮発性のものでも、膨張するものでも、

    発熱、発火するものでも、ましてや

    液体でもありません。



    品名のところ、もう少し詳しく書いても

     らえませんか



    品名の覧には、いつも通りに、製品型名と

    デモ機である旨を記入しています。


    「・・・・・」



    どんな品物ですか?


    「パソコンのモニタを延長する機器です」



    それ、書いてください。他には?


    他には?って・・・・。



    他にどんな説明をしろというのでしょうか。


    言い方を変えて


    パソコンのディスプレー延長ユニット?

    映像転送装置?


    それとも


    筐体が鉄でできていて、中に沢山の部品を積んだ

    基盤があって、電源を入れると、パソコンの映像を

    遠くまで延長表示してくれる、そんな機器です。



    とでも書けというんですかね?



    なおさら訳が分からなくなります。



    いやーちょっと前に化粧品が問題になって

     それからは衣類ですらも戻ってきたことが

     あったので、万が一ですが、戻ってくることが

     あるかもしれないことをご了承ください




    おいおい、そんなに不安にさせてどうすんの。



    戻ってくるかもしれないと言うのなら、その基準を

    しっかり説明し、該当するしないを出荷前にあきらかに

    してもらわないと、荷物なんて送れないじゃない。



    しかも、料金上乗せにしてるのに。



    (交通事情でダメなことがあることぐらい

     理解してますよ、もちろん)



    だったら、こんな変に期待を持たせる

    配送サービスはやめてもらいたいですよ。



    料金上乗せして、脅されたあげくに、ダメだったら

    ご了承くださいだなんて、そんなサービスってありですか?




    それなら


    この給湯器、過去に火を噴いたことがありまして、

     たぶん今はもう無いと思うんですが、万が一ですけど

     火を噴いた時はご了承ください



    っていう商売も成り立つし、


    あんたと付き合ってあげてもいいけど、

     いい男ができたらすぐに別れるから。

     恨みっこなしだからね



    って・・・魔性の女みたいじゃないですか。

    (ちょっと違う?)



    確かに、やってみなければ分からない、

    という状況は我々の日常の中に存在します。



    モニタ延長でも、特殊なケースの場合などは

    特にそうで、


    「う〜ん、やってみなければ分かりません」

    という回答しか思い浮かばないことがあります。



    当然ですがそういった場合、先に製品を

    購入してもらうことなどありません。

    (デモ機で事前にテストをします)



    でもこの超速便の場合は、一度は受けるんですよ。


    代金はその時点で発生し、品物は人質よろしく

    持って行かれるわけです。


    戻ってくる場合もあるよ、フフフ」と

    脅しとも取れない念押しまでされて、です。



    持って行かれたら、次に対策を取ろうと

    思っても、どうすることもできません。



    ヤマトさん。「戻ってくる場合もあるよ」なんて

    曖昧な言い回しはやめて、できるだけ基準を明確に

    して、配送員の方に十分な説明ができるよう徹底

    した方がいいですよ。


    そうじゃないと、超速便なんて不安すぎて

    誰も使えないですからね。



    本日も最後までお付き合い下さいまして

    ありがとうございました。

    表現は難しいです・・・・。

    • 2009.12.23 Wednesday
    • 11:00
    JUGEMテーマ:コンピュータ

     表現は難しいです。


    現在、モニタ延長ユニットのQAV-211は

    マイナーチェンジして、個々の型名が

    変わっています。


    (HPはまだ変更していません。

     マイナーチェンジなので)

    http://www.myshop.co.jp/unit/nobita/200f/qav.html


    元々QAV-211は、パソコン側に接続する

    送信機「QAV01-PC」と、延長モニタに

    接続する「QAV01-DP」が組になっています。



    送信機、受信機のセットで「QAV-211」です。



    その内訳の型名が変わっています。



    送信機の型名が「QAV01-PCS」、受信機の

    型名が「QAV01-DPS」となっています。



    いずれも後ろに「S(エス)」が入りました。



    「ん?何が変わったの?」


    という質問をここのところ頂きます。




    実際は延長先のモニタ表示が前よりも

    「シャープ」になり「キレイ」になって

    います。




    これが結構つっこみどころ満載なんですよ。



    以前にもお話ししましたが、表示がキレイ

    キレイじゃないの判断は個人によって

    かなり左右される部分です。



    ここで、「どうキレイになったの?」とか

    「前のものとどの程度違うの?」という

    つっこみを入れられたら、



    「・・・・・・」


    閉口せざるを得ないんですね。



    解像度そのものが上がったわけでは

    ないので数字で言うこともできないし、


    「シャープネスを上げたことにより

     延長した画像のボヤケが前よりも

     少なくなり、よりクリアな画像を

     表示するようになりました。

     より“高精細”に表示します!」


    なんて、長いし、聞いている方は

    訳が分かりません。



    ここでも、「どれだけ違うのよ」と言われると、

    また「・・・・・」です。




    我々のように、毎日モニタ画面にヒビが入るほど

    画面を睨みつけて、表示テストを繰り返している

    人間には分かるんですよ。



    「ずいぶんキレイになったね」と。



    でも、お客様は四六時中モニタ画面を

    見ることはありませんし、前のものと

    比べる機会がありません。



    何かの機会に比べて見ることがあったと

    しても、


    「そう言われればそうかな?」


    くらいにしか感じないかもしれません。



    それほど微妙な(私たちにしては大きな)

    変化なんですね。



    本当に表示状態を説明するのは大変です。



    これはお客様も苦労するところです。



    例えば表示に不具合が起こった時、

    全く表示しないとか、点滅するとか

    わかりやすい現象ならいいんですが、

    表示状態がハッキリしない場合、



    「なんだか雨がふっているような・・・」

    とか


    「右に波打っているような・・・」

    とか


    「画面全体がこう微妙にチラチラと

     ちらついているような・・・」



    など、なんともつかみ所のない表現で

    お問い合わせを頂くことがあります。



    ほとんど外部環境の問題が多いんですが・・。




    これからも表現方法には苦しめ

    られるんだろうな〜。




    本日も最後までお付き合い下さいまして

    ありがとうございました。

    何でもかんでもゴシゴシゴシ!

    • 2009.12.22 Tuesday
    • 11:54
    JUGEMテーマ:健康
     


    何でもかんでもゴシゴシゴシ!



    最近は消臭やら除菌やら、やたらと

    臭いを排除しようとしてませんか?


    何でもかんでも消臭、消臭、

    無臭、無臭!


    何でもかんでもゴシゴシゴシ!



    キレイにして清潔を保つことはいいことですが

    あんまりエスカレートすると怖い気がします。



    ましてや臭いがないことがいいことだなんて、


    なんだか無菌室で無菌の水を飲んで、

    滅菌した食事を食べて、浄化した空気を

    吸って生きている、


    そんな逆に病気を抱えた生活しているようで

    空恐ろしい感じがします。



    さて唐突ですが、


    “人の臭い”とは何でしょうか?



    おっと、本当に唐突でした。


    質問のしかたがよろしくないですね。

    もう一回。


    人の体臭をつかさどっているものは

    何でしょう?



    そう、(何が“そう?”)


    正解は汗です。



    汗とその質と、皮膚常在菌などの

    コラボレーション?で体臭が決まって

    きます。


    (食べ物ももちろん含まれますが、

     ここではあまり触れません)



    今回は特に体臭に言及しますが、

    体臭の元は大まかにみると、

    「汗腺」とその質で決まります。


    汗腺はご存じ、汗を出す腺です。


    この汗を出す腺を人間は2種類持っています。


    一つはエクリン腺、もう一つはアポクリン腺

    といいます。


    前者は運動をした時や、お風呂に入った時など、

    体温調節のためにかく汗を出す腺です。


    後者は、極度の緊張(脂汗ってやつです)や、興奮、

    ストレスなどによって発汗する汗を出す腺。



    風呂上がりなど、エクリン腺から出る汗は

    基本的に無臭です。



    汗の成分は99%が水で、ごくわずかに塩分

    タンパク質、乳酸が混じっています。



    無臭ですが微量に含まれるタンパク質と

    乳酸が分解(これも菌の仕業)発酵して、

    あの汗の独特の甘酸っぱい臭いを醸します。



    シャツなどに付いた汗は、さらに他の菌により

    分解され、どんどん臭くなっていく、

    という仕組みです。



    この臭いは、とっととシャワーを浴びて

    新しいシャツに着替えてしまえば、何事も

    無かったかのように収まります。


    (シャツもサッサカ洗ってね)



    さて、後者であるアポクリン腺はどんな

    ものかというと、エクリン腺の汗は汗を出す

    “乳孔”という穴から出るのに対して、

    アポクリン腺は毛根付近に繋がっています。


    毛穴には、前回お話ししたニキビや吹き出物

    などを引き起こすことがあるアクネ菌など

    数種類の菌が住み着いています。



    アポクリン腺からでる汗には、脂肪が含まれ、

    粘りけがあり、体温調節の役目は果たしません。



    その汗は、毛穴を通り表面に出てきます。



    汗に含まれる脂肪を毛穴にいるアクネ菌などが

    分解し“酸”を作り、また、皮脂と混ざって

    発酵したりして出来た物質が、



    更に


    タンパク質やアンモニアなどと混ざり合って

    個人特有の臭いを形成するというわけです。


    これが体臭の元になります。



    汗腺そのものは身体中いたる所に存在しますが、

    アポクリン腺は特定の場所にしか存在しません。



    顔に数カ所、脇の下、乳首周辺、ヘソ、

    その下の大事なところの周辺、と

    ごく限られた場所に存在します。



    このアポクリン腺は、自然界の動物には

    沢山あるんだそうです。



    ある研究者によれば、


    この腺が、思春期に発達することから、

    男と女がアポクリン腺から出る臭いを嗅いで、

    野生を目覚めさせるために残っているのでは?


    と説いていました。

    (あながち嘘じゃないかも)



    さて、毛根に住んでいるアクネ菌ですが、

    肉食をすると増加するようです。



    アクネ菌が多くなるプロセスとして、


    肉食が多い

       ↓

    アポクリン腺から出る汗に含まれる
    脂質の量が増える

       ↓

    アクネ菌が多く住み着くようになる
      
       ↓

    餌になる脂質がたくさんある。
    分解して多くの酸を出す


       ↓

    その多くの酸がタンパク質とアンモニアと
    混ざって臭いを発する。


    となります。


    肉食に偏った食事は要注意ですね。



    話は変わりますが、


    日本では古くから香を焚くとか、匂い袋を

    懐に入れるとか、ほのかな香りをまとう、

    という文化がありました。



    しかし欧米では古くから強い香りの香水が、

    好まれました。

    しかもジャコウなど動物系の香水まであります。


    (ヨーロッパではカメムシのあのくさい臭いを

     香水にしていた時代があったそうです)



    「なるほど、体臭が強いから強い香水ね」

    と、早合点してはいけません。



    確かにアジア系の人に比べると、欧米、

    アラブ系の人はアポクリン腺自体が

    多いのは事実だそうです。



    もちろん、初期の頃はそういったことから

    発生したのでしょうが、これが文化となり

    連綿と続いてきたとなると少し話は違います。




    彼らに言わせると、香水も一つの個性だと

    言います。



    香水はその人の体臭に合わせたものを使い、

    その香水と体臭とが混ざり合った香りは、

    その人にしかない個性となります。



    体臭も“一つの個性”と考えているわけですね。


    大げさに言えば、臭いもアイデンティティ

    ということでしょうか。



    自然界にはたくさんの臭いが存在します。


    菌があり酵母があり、植物がいて

    動物がいて、それぞれに臭いを発して

    息づいています。


    それなのに、臭い臭い、消臭、消臭、

    さらには除菌、除菌と大騒ぎ。



    それで自然を大切に!なんて、なんだか

    へんてこな方向に向かっているように

    感じるのは私だけでしょうか。




    本日も最後までお付き合い下さいまして

    ありがとうございました。



    -----------------蛇足-------------------


    時代を遡れば“汗臭い”は男の象徴だったのに、

    今では、罪人のごとき嫌われようです。


    確かに腐敗した臭いやすえた臭いをまき散らして

    歩くのは常識的にはどうかと思いますが、

    現在の日本の清潔嗜好は少し行き過ぎかも

    しれませんよ。



    個人差こそあれ、全くの無臭の生き物なんて

    存在しないですし、体臭だって個性だと思えば

    そんなに目くじらを立てる必要はないんだと

    思います。




    いきすぎて無臭を目指したり、無菌を目指したりして、

    運良くそれに近い状態の身体を手に入れたとしても、

    地球上にいる限り、外部に抵抗力のない、弱い肉体

    として存在し続けるしかありません。


    そうなったらそれこそ本末転倒ですもんね。


    ※次回、禁断のオヤジ臭へ突入します。

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