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  • 2022.07.29 Friday

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    ミシシッピー揚げ???

    • 2008.12.26 Friday
    • 11:34
    -------------------<目次>-------------------

    1.使って下さい。

    2.ミシシッピー揚

    ----------------------------------------------

    1.使って下さい。


     HDD高速コピーマシンHDA-100をお使いの方は

     HDA-400のデモ機を試す必要はありません。

     なぜなら、複数同時コピーでもコピー速度が

     殆ど落ちないからです。

     操作もHDA-100と同じです。

     コピー速度はそのままで、複数同時コピーを

     可能にしたHDA-400。

     ⇒ http://www.myshop.co.jp/unit/dennou/hda400.html

     「またやんなきゃいけないの」とコピー作業を

     押しつけられているお客様、使って下さい。

     HDDコピーなんて、さっさと片づけちゃいましょうよ。

     

    2.ミシシッピー揚げ 

     先日、事務所のみんなで忘年会をやるべく
     
     近くの居酒屋に立ち寄りました。


     愛想のいい店員さんと、美味しい料理を堪能しながら

     楽しい時間を過ごしましたが、ふと、あるメニューに目が

     留まりました。


     そこには

     「ミシシッピー揚 650円」

     と書かれています。

     
     「なにこれ?ミシシッピー揚げ?」

     「ミシシッピーってあのミシシッピー川だよね」


     「何だろう・・・・。」

      
     思案している中、一人が

     「ピラニアか何かじゃないの?」


     「ピラニアはアマゾン川だもん。ミシシッピーには

      いないと思うよ」


     するともう一人が

     「ワニかも、ワニならあの辺の人たち食べるよ」


     可能性はありますが、一時話題になりましたけど

     最近はもう流行ってませんよね。

     それより、「あの辺の人たち」って、近所に住んで

     いたことでもあるんでしょうか?

     
     ミシシッピーと聞いて私が思い浮かべたのは

     ミシシッピーアカミミガメ。


     ミドリガメの親玉で、かなり大きくなり、

     ミドリガメを育てられなくなった人や、

     その業者があっちこっちに遺棄したため、


     現在では公園の池や川などで繁殖してしまい、

     2006年には要注意外来種に指定されたカメさんです。


     まさか・・、まさかね。いくら厄介者だからって、

     それを取ってきて、しかもお客さんに料理として出す?

     スッポンじゃあるまいし。


     などと考えている間に
     
     「あとで注文してみよう」と言う話になり、それっきり

     「ミシシッピー揚」は忘れ去られてしまいました。


     そして翌日。

     「そういえばミシシッピー揚、食べませんでしたね」の

     ひと言から、再び復活した「ミシシッピー揚」談義。


     「ミシシッピー川に住む生き物じゃないんじゃないの?」

     「ミシシッピー川みたいに長いものを揚げてるとか」


     「長いものって何?」

     「例えばウナギとか穴子とか」


     「えー、そのまんま?気持ち悪いじゃん」


     確かに、「ゴボウの唐揚」という、ゴボウを縦にスライスした

     長さ20cmほどの唐揚が出てました。

     “パリッ”として“サクッ”という歯ごたえで、

     ゴボウの風味がそれなりに美味しかったですよ。
     
     
     「魚じゃないかもよ。“長いものを揚げる”に語呂を合わせて、

      “長芋の”揚げたやつ、だったりしてハハハ」

     「・・・・・・・。」


     事務所内の空気から酸素が抜かれたかのように、一瞬クラッと

     来ましたが、とにかくこんな不毛な会話を繰り返すことも、

     おやじギャグをこれ以上聞かされるのもまっぴらゴメンなので、


     調べてみました。


     yahooで「ミシシッピー揚げ」と検索してもそれらしい

     ものが出てきません。


     Googleで検索したら、ビンゴ!ありました。


     店の名前などは書いていませんでしたが、目に焼き付いて

     いた黄色い画用紙に手書きのメニュー。


     「ミシシッピー揚 650円」

     なんと、ミシシッピー産の「ナマズ」の唐揚げだそうです。

     みんなに教えてあげました。


     「えー、ナマズ?ナマズって食べられるんですか?」

     「ああ、ナマズ料理専門店もあるくらいだからね」


     「ナマズって、美味しいんですか?食べたことあります?」


     「食べたことないけど、ナマズだけに、

       ・ ・・
      んな、まずくない、なんてな・・・」


     みんなは黙って仕事に取りかかりました。

     

     きょうは本気で謝ります。

     「寒くさせて本当にゴメンナサイでした」

     
     本日も最後までお読み下さいまして、ありがとうございました。
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    *********************************************

    「これ、“没ネタ”としてブログに書いた方が

     いいんじゃないですか?」

    (このブログの内容とほぼ同じモノをメルマガで配信しています。
     ちなみに、このブログに没ネタを載せたことはありません)

    メルマガ送信を担当しているスタッフから言われました。


    「普段から、“この人仕事してないんじゃないの”と

     思われるようなこと書いているのに、これ送ったら、

     読者の人から

     “この人ホントに仕事してないんだ”と完全に

     思われちゃいますよ。」


    「それに、一生懸命仕事している人たちがこれを読んだら

     怒っちゃいますよ。貴重な時間を返せって。」

    (そ、そこまで言う??)



    でもね、一生懸命仕事をしている人たちにこそ読んで

    もらいたいんです。


    なぜって、仕事に集中すると仕事に必要な情報以外は

    排除してしまうわけで、当然のことだけど、息を抜く

    暇なんてなくなるわけです。


    それが長時間続くと、これはもう脳の中はフル回転、

    知らず知らずの内に「仕事脳」に支配されて、

    隙間が無くなちゃうんです。


    隙間って、とっても大事です。

    “ゆとり”と言い換えてもいい。


    このゆとりが無くなった時、思わぬ事故や失敗が

    引き起こされるんです。


    ユニットからの記事を見つけた時くらい、


    「今日はまた、何変なこと書いてあのかな」

    って思ってもらうことで、

    そして「ニヤリッ」と笑うか「まったく・・・」と

    呆れられるかは別として、


    仕事脳から一時的にでも脳を開放できれば、

    書いた記事が多少なりとも“お役に立てた”、

    ということになると思っていつも書いています。

    (これはホントです)


    さて、年末です。何か気ばかりがせわしなくなる

    師走の時期です。

    あと何回メルマガ(ブログ)出せるだろうか・・・。


    *********************************************
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    今度はニシンが・・・・。

    • 2008.12.24 Wednesday
    • 11:23
    -------------------<目次>-------------------

    1.年末年始休業のお知らせ

    2.今度はニシンが・・・。


    ----------------------------------------------

     1.年末年始休業のお知らせ 
     今年も残すところ、あと僅かになりました。

     何だか暗いニュースばかりですが、夜があるからこそ

     明日の朝日が眩しいんです。
     
     日が昇らない朝はありません。

     今年を振り返りつつ、来年を見据えて、様々な

     準備を怠らないようにしましょう。

     (って、あんたにだけは言われたくないよ!と

      思ってらっしゃるお客様、そう思われても

      メルマガの解除だけはしないで下さいね)


     年末年始の休業および製品出荷スケジュールを

     お知らせします。

     ◆ 年末 12月30日(火曜日)から休業
          12月26日(金曜日)最終出荷

     ◆ 年始  1月5日(月曜日)から業務・出荷とも通常


     ご迷惑をおかけ致しますが、ご協力下さいますよう

     よろしくおねがい申し上げます。
     


     2.今度はニシンが・・・。

     前回、ハタハタがニシン消滅の再現になって

     しまっては・・・・。と書いたそばから、

     ニシン大豊漁!のニュースが飛び込んできました。


     厚岸(アッケシ)のニシンが大豊漁なんだそうです。

     
     ニシンは、魚偏に東、ではなくって「柬(カン)」を

     書いて鰊(ニシン)です。

     お間違えのないように。


     さて、ニシンには小骨が多いです。
     
     小骨が多くって嫌いという人もいます。


     また、くせがあります。ニシンの香りなんですが、

     どう表現したらいいんでしょうか?


     ニシン独特の香りです(まんまです)。
     (ボキャブラリーが少ないのでご容赦を)

     この香りが嫌い、と言う人もいます。


     ニシンのタマゴはご存じ「数の子」。


     お正月にはあの鮮やかな黄色は欠かせませんし、

     昆布などと漬け込んだ「松前漬け」はお酒のお供に

     サイコー!です。


     松前漬けに数の子が入ってないと、かなり凹みます。
     
     

     さて、香りですが、焼くと出てきます。

     でも、鮮度の良いニシンだと、その香りが

     いやな臭いになりません。

     
     透き通るような、さわやかな香りになり、

     鼻と舌と胃袋を満足させます。


     また、大きくなると香りも増しますので、嫌いな人は

     小振りのニシンの、目が充血していない生のものを

     見つけたら、ためしに塩焼きで食べてみてください。


     もちろん、傍らに冷酒を用意しておくことも

     忘れてはいけません。

     ワインでもOKです。


     ニシンが今後も安定して取れるようになれば、

     本当に嬉しい限りです。

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    コマイのちっちゃい版、シシャモのおっきい版PART2

    • 2008.12.23 Tuesday
    • 10:30
    -------------------<目次>-------------------

    1.コマイのちっちゃい版、シシャモのおっきい版 PART2

    ----------------------------------------------


     HRTBASICのバージョンアップの申し込みフォームを作りました。

     バージョンが3.0以前のBASICをご利用のお客様、

     またはBASICを販売したお客様は、ご利用のお客様に

     確認してみてください。

     コピー速度が速くなりますよ!

     http://www.myshop.co.jp/unit/hrt/info-vup.html

     SSD対応Type-Sもよろしくおねがいします。

     http://www.myshop.co.jp/unit/hrt/hrtadvance-s.html


    1.コマイのちっちゃい版、シシャモのおっきい版 PART2

     さて、クイズの解答です。

     「コマイのちっちゃい版、シシャモのおっきい版」と

     言ったら何でしょう?

     
     産地が秋田で魚偏に雷と書くお魚です。
     
     もうお分かりですね。

     
     そう、ハタハタです。


     「魚雷(文字コードにありませんでした)」「鰰」と

     書いてハタハタです。


     魚に雷の由来は、秋田で雪下ろしの雷が鳴る11月頃

     取れるので、カミナリウオとして「魚雷(ハタハタ)」。


     魚に神の由来は、雷神から送られたありがたい魚として

     「鰰(ハタハタ)」。

     いずれも雷と関係しているんですね。


     さて、なんで

     「コマイのちっちゃい版、シシャモのおっきい版」

     なんて言葉が出てきたかというと、


     女性社員と話をしているときに、

     私がハタハタの話を持ち出して(私は秋田県人ではないです)、


     「一塩したやつをふっくら焼いて食べたらたまんないね」

     とか

     「あの上品なアブラののりといったらもう・・・ねえ」

     などとハタハタへの思いを語ったところ、


     「ハタハタですか・・・?」

     と、どうもピンと来ないご様子。

     
     そこで出てきた言葉が、

     「ハタハタって食べたことあると思うんですけど・・

      なんかこう、コマイのちっちゃい版、シシャモの

      おっきい版って感じで、イメージが薄いんですよね




     シシャモはポピュラーなので分かりますが、コマイを

     知っていて、ハタハタを知らないとは・・・。


     不思議に思っていて気づきました。


     ト・シ・ノ・サ、です。

     (カタカナで書くと一見何だか分からないでしょ。

      でも漢字を入れると「年の差」、うう〜キツイ)


     ハタハタの干物。

     私たちの子供の頃はとってもポピュラーでした。


     もちろんシシャモもありましたよ。

     でも、それと並んでハタハタも普通に食卓に上って

     いました。秋田県でなくてもです。


     東京出身の人に聞いても「よく食べた」と言います。


     しかし、最近でこそスーパーで見かけるように

     なりましたが、当時ジワジワと漁獲量が減っていき、

     一時全く取れなくなって「禁漁」を余儀なくされた

     時期がありました。


     北海道のニシン消滅の再来を思わせる、漁師にとっても

     一般の私たちにとっても衝撃的な出来事だったように

     思います。

     
     当然スーパーなどの店頭からは姿を消し、居酒屋などの

     メニューからも消え、いつの間にか希少性の高い

     「高級魚」と位置づけられる程になっていました。


     どんな生物でもそうですが、資源枯渇の原因は

     大きく分けて2つです。

     (この話は複雑で長くなるのでチョットだけにしますね)

     
     「乱獲と環境変化」
     
     乱獲だけなら、取るのを止めれば済む問題ですが、

     環境変化は深刻なダメージを与えます。
     
     
     産卵や生息する場所を奪われてしまっては、

     その生物は消滅するしかありません。


     ハタハタに関しては、そのものズバリ、産卵場所が

     奪われてしまったのです。


     道路で海と山を分断されたため、山の栄養が海に流れ込まず、

     磯焼け(石灰化現象)でハタハタの産卵する海草が

     消滅します。


     川は護岸工事で両サイドをコンクリートで固めたことにより、

     大量の土砂が直接海に流れ込むようになり、

     ここでも海草の生育を妨げてしまっていました。


     産卵場所を失ったハタハタたちはどうしたかというと、

     朝鮮半島に産卵場所を移して生き延びていて、北朝鮮から

     ハタハタを輸入するという皮肉な結果を生んでいました。

     
     その後、

     「海は、山とつながって初めて豊になる」という

     古くからの掟に気づいた漁師さんたちの努力で、

     今また(ようやくですが)ハタハタが店頭に

     姿を現し初めているんですね。

     
     「コマイのちっちゃい版、シシャモのおっきい版」

     なんて言われないよう、ハタハタが普通に食卓に

     上る日が、早く来るといいなと思っています。


     おっと、居酒屋のメニューにも戻ってきて

     もらいたいですね。

     リーズナブルな価格でね。

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    コマイのちっちゃい版、シシャモのおっきい版

    • 2008.12.22 Monday
    • 11:08
    -------------------<目次>-------------------

    1.コマイのちっちゃい版、シシャモのおっきい版 PART1
    ----------------------------------------------

     新製品、Type-S発表!


     ハードディスク(HDD)試験ツールとコピーマシンの
     
     機能を併せ持つ、HRT ADVANCE(アドバンス)に、
     http://www.myshop.co.jp/unit/hrt/hrtadvance.html
     
     SSD(フラッシュディスク)に対応した姉妹製品が加わりました。
     
     
     その名は「HRT ADVANCE Type-S」です。
     (エイチアールティ・タイプ-エス)これです。
              ↓
     http://www.myshop.co.jp/unit/hrt/hrtadvance-s.html
     
     
     SSDはHDDに代わる次世代の記憶装置です。
     
     
     パソコンに接続して記憶装置として使う分には
     
     何ら問題がないのですが、コピーマシンで試験や
     
     コピーを行うとエラーが発生する場合がありました。
     
     
     それは、SSDがHDDとは違う記録の方式であること、
     
     HDDにはあるはずの個別の情報が無いなど、
     
     HDDとは違う形式であるため起こるものでした。
     
     
     ですので、今までは
     
     「SSDもコピーできますか?」
     
     というお問い合せに、
     
     
     「できる」とも「できない」とも返事ができない
     
     状態でした(おやじギャグじゃありません念のため・・)。
     
     
     さらには、デモ機で試してもらってOKなら、そのSSDには
     
     対応している、という回答の仕方もとっていました。
     
     
     しかし今回からは、「SSDもコピーできますか?」の

     問に、

     「はい、できますとも」

     と胸を張って言えるようになりました。

     
     SSD対応(HDDも可)ADVANCE Type-S、どうぞよろしく

     お願いします。

     http://www.myshop.co.jp/unit/hrt/hrtadvance-s.html
                  ↑
    (HDDとSSDの違いをイラストにして分かりやすくしています)

     出荷は、12月下旬から来年1月中旬予定です。
     

    1.コマイのちっちゃい版、シシャモのおっきい版



     さて、今日はちょっとクイズです。
     
     「コマイのちっちゃい版、シシャモのおっきい版」と

     言ったら何でしょう?

     答えは・・・・


     次回お知らせします。

     ヒント1:コマイとは魚です。
         「氷下魚」と書いて「コマイ」と言います。
         タラ(鱈)の仲間ですが鱈ほど大きくはなりません。
         ひと塩して一夜干しのコマイはお酒のお供に最適です。
         青森では、カチンコチンに干したコマイを、トンカチで
         たたいて、ちぎって食べます。これも美味です。

         シシャモはご存じ子持ちが最高。
         「柳葉魚」と書いて「シシャモ」です。
         生ビールと枝豆は定番ですが、そこにシシャモが加わると、
         なぜか「生まれてきて良かった」と思えるのが不思議です。
         現在は「カペリン」という鳥のような名前のキュウリ魚科の
         魚をシシャモとして売っています。本物よりでかいです。

     蛇足:お友達に「カペリン」と10回言わせて、すぐに、

       「冬、日本に渡ってくる白いおっきい鳥の名前は?」と

        質問してみてください。さて、結果は????


     ヒント2:

     コマイとシシャモ?と言うことは、魚ですね!

     しかも干物ですね!

     そして美味しいんですね!産地は秋田が有名ですね!

     魚遍に雷マークが付いていますね!

     
     ううっ、もう答えになってるかも・・・。

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    クレーム処理PART3

    • 2008.12.09 Tuesday
    • 10:35
    -------------------<目次>-------------------

    1.クレーム処理 PART3

    ----------------------------------------------
    新製品です↓見てください!

     データ救出が可能なHRT ADVANCE登場。

     先日HDDの試験ツールを発売します、

     とお知らせしました。

     不良セクタを全てスキップして、データの救出を

     行える優れた機能も持っています。

     救出したデータだけで動作するかどうかまでは

     分かりませんが・・・。

     とにかく見てください。

     これです。↓
    http://www.myshop.co.jp/unit/hrt/hrtadvance.html

    1.クレーム処理 PART3

     1.攻撃型
       相手を自分の思い通りにしようとする言動パターン。

     2.放棄型
       関係を断ち切ったり、見捨てようとする行動パターン。


     の2つのクレームに対し、次のA、Bのどのパターンが
     
     有効だと思いますか?

     A.情報収集型
       相手の考え、感情、体験を理解し、知ろうとするパターン
      
     B.情報提供型
       自分の考え、感情、体験などを、相手に伝えようとするパターン


     答えは

     1の「攻撃型」に対しては、Aの情報収集型が、

     2の「放棄型」に対しては、Aの情報収集型と

     Bの情報提供型を組み合わせて使用します。


     攻撃型は、お分かりのように感情的になっています。


     とにかく、自分がやろうとしていたこと、期待を

     裏切られたことで頭がいっぱいです。


     激怒している状態ですね。とにかく“何とかしろ”と。


     そんな時に、こちらからの情報提供、

     例えば、

     「発送前にチェックしているのでそんな筈はない」とか、

     使い方の説明や、配送経路をチェックしてみたりしても

     なんの解決にもなりません。


     かえって火に油を注ぐ結果になってしまいます。


     このときのお客様は、自分に非がないことを前提に話して

     いるので、こちらからの具体的な指示やこちらの状況を

     いくら説明しても意味がありません。


     まずはお客様の言い分を全て飲み込みます。


     ここで勘違いしていけないのは、言い分を飲み込むというのは

     「言いなりになる」ということではありません。


     言い分を理解して、どんな事で一番腹を立てているのか?

     ということに“気づく”ということです。


     「あなたの理屈によれば、あなたが怒るのもわかります」

     というスタンスですね。


     そして、「伝家の宝刀」を振り下ろします。


     「お客様には今、どのようなことが“まず”必要でしょうか?」


     激怒しているお客様は、今のこの自分の置かれた状況や

     裏切られたと思っている気持ちを理解してもらいたいがために、

     殆どの場合、自分がなにを求めているのかを意識していません。

     
     どうしたらいいのか、どうして欲しいのかをあまり考えていない

     事の方が多いわけですね。

     
     そこで、「私は何をすればいいですか?」という

     ストレートな問いかけに一瞬戸惑ってしまうんです。

     
     このワンクッション、一拍、間、というんでしょうか、

     これがここでのカギになります。

     
     興奮が継続して熱くなっている状態に氷の塊を

     ポイッと投げ入れたという感じで、

     一瞬沈黙するはずです。


    ( 以前、ここで同じ事をやりました)
            ↓
     http://5leaf96ver.jugem.jp/?eid=112


     ワンクッションを上手に置いてあげることで、

     相手に冷静になるチャンスを与えるのです。


     これがAの「情報収集型」、
     
     相手の考え、感情、体験を理解し、知ろうとするパターンで、


     興奮している相手に対して、

     「私が行動するために、そしてあなたのために、今、あなたの

      考えている“どうして欲しいか”という“情報”を下さい」

     
     というのが、攻撃型に対するベターな対処法だということです。


     私たちは相手の“強い感情の動き”に巻き込まれやすい

     性質を持っています。

     「巻き込まれる」というより、「同調する」といった方が

     正解かも知れません。



     相手が怒って興奮していれば、こちら負けまいとして

     興奮しますし、相手が悲しくて泣いているようなら、

     もらい泣きで涙の一つも流すことがあります。


     そして、冷静な相手には、より冷静に対処しようと

     努めるはずです。


     まさか悲しくて泣いている相手の横で、腹を抱えて

     「ゲラゲラ」笑うという人はあまりいないでしょう。


     つまり、同調することが人の根底にあるので、

     「興奮には興奮で対応するもの」と無意識に

     感じている相手に対し、ストレートでしかも


     「あなたの気持ちも分かります。

             どうすればいいですか?」と


     素直に聞くことにより、一時的な意識の空白を

     作る、連続した感情に一旦腰を下ろすベンチを

     差し出す、ということをします。


     相手が多少冷静さを取り戻せば、もうそこから先は

     真摯に対応することで、このクレームは処理完了。


     何も恐いことはない、とこうなるんですね。


     本には書いてなかった私の見解をいっぱい入れたので

     長くなりましたが、最後に簡単に放棄型の方の対処法、

     Aの情報収集型とBの情報提供型を組み合わせた

     場合の説明だけして終わります(え?やっと?)。


     「もういいです。あなたには何も頼みません」

     というのが放棄型。関わりを断ち切るタイプですね。


     ここでのポイントは、相手と歩調を合わせる(テンポや

     雰囲気)ことがポイントです。


     相手がガッカリした口調なのに、こちら側があまりに明るく

     何も感じていないかのごとく機械的に処理しようとしたら

     逆効果であることは想像出来ますよね。


     諦めたようなガッカリした口調に100%乗っかる必要は

     ありませんが、やや同じテンポで、「私も残念です」

     「本当にお困りですね」というニュアンスを表現することが

     大切になります。


     そして、まず第1にやることが情報収集の


     「今、あなたに必要なことは何ですか?

      私に出来ることを教えてください」


     という問いかけをします。


     それでも相手は

     「もうこんな気持ちになるのはうんざりなんです」という

     姿勢を崩さないかも知れません。


     そんな時に今度は情報を与える、私の気持ちや

     考えていることを相手に十分伝える努力をします。


     「困っている人を出したくない」

     「そうでなければ私も困るし、辛い」

     「どうぞ私に出来ることをさせてください」


     こういったこちらの気持ちと、出来うる対応を
     
     丁寧に説明することで、相手の頑なな心を溶かして

     対処していくことが、放棄型への対応となります。
     

     ここでやってはいけない対応でチェックしておくことは、

     「何か問題があったでしょうか?

      至らないところがあったら教えてください」

     と情報収集を繰り返す事です。


     これをやってしまうと、

     「こんなにガッカリしていることを伝えているのに、

      この人は何も分かっちゃいないし分かろうとしない」

     と、相手の心はみるみる離れていきます。


     何か、男性と女性の恋愛ガイドみたいですが、

     商売とは恋愛に似ているのかも知れません。


     結局長くなりました。

     本の内容を紹介するだけのつもりが、本のその章

     より長くなってしまいました。すいません。


     クレームにはチャンスが眠っていると言いますが、

     出来れば穏やかなクレームがいいですね。(ホントに)


    本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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    人とのコミュニケーションって簡単なようで難しかったり、

    難しいようで簡単だったりして拍子抜けすることもあります。


    話す方は伝わっていると思って話しますし、

    聞く方は、こんなことが言いたいんだなと

    予測しながら聞いています。


    お互いの意思や意識が同じところで推移して

    いる分には問題ないんですが、

    ここに温度差があると、当然伝わるものも

    伝わらないと言う結果が待っています。


    一筋縄ではいかないものがコミュニケーションですね。


    悩ましい限りです。

    **********************************************

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