1.舌の根も乾かないうちに
(今回は自分に対する戒めです)
「
ノートパソコンの遠隔操作もきるんですか?」
質問をいただきました。
質問の製品は、複数のPCを離れて操作するQ2(キューキュー)です。
(確かできたはずだよな。自分のノートの遠隔操作はできてたよな???)
と、あやふやな不安を抱えながらの対応です。
その間お、客様の質問は止まりません。
お客様は早く結果を知って、早く電話を切りたいんです。
最後は自分の記憶を信じて、
「
できますよ。大丈夫。」と回答して電話を切りました。
さて、それからが大騒ぎ。
空いているQ2(キューキュー)のデモ機を引っ張り出してきて、ノートパソコンに接続し、できるかどうかの確認です。
接続作業をしているあいだ、不安がどんどん膨れ上がります。
(やっぱり一度確認して折り返しにすればよかったな)
(あんなにキッパリ言い切るんじゃなかった。もう少し濁せばよかった)
(デモ機で試してください、って言えばよかった)
普段、周りには、少しでも不安があれば、
「確認して折り返し連絡」するか「デモ機を使ってもらう」などなど、
とにかく質問に対して、曖昧な回答はしないようにと、耳に蛸ができるほど言って
いる私が、
舌の根も乾かぬうちに・・・・。
機器の接続が終わり、ノートパソコンの表示は、延長先コンソールに接続したモニタに見事に表示され、ノートパソコンの操作もできました。
ほっと胸をなでおろすと同時に、なぜ、曖昧な回答をしてしまったのか考察しました。
状況から考えると、早く回答を出す必要があったことが考えられますが、
心理面では、「できる」と言い切りたい自己顕示欲が働いたのではないかと思います。
その自己顕示欲に、過去動作していたというおぼろげな記憶をくっつけることで、「できる」と回答することへの「自己正当化」を図った、といったところでしょうか。
いずれにしても、お客様のことより自分のことしか考えない独りよがりの、最もとってはいけない思考回路のいい例ですね。
戒めとして、皆様に公開しました。
自分を呪いたい気分です・・面目ない。
さて、
お問い合わせのあった「Q2キューキュー」ですが、お客様の元で、元気に動作しているようです。
ノートパソコンの遠隔操作にも使えます。
このページの中央部分に図を載せました。
↓
http://www.myshop.co.jp/unit/nobita/200f/qq.htm
1回目を通してみてください。