最近変わったんですかね、郵便局って?
あまり使っていないのでわかりませんが。
-----ちょっと前の話------
皆さん「配達記録郵便」って知ってます?
郵便局が行っているサービスの一つですが、郵便物が送り先に届いたかどうかを、送り主が確認できる郵便方式なんです。
運送会社のメール便と同じようなものですね。
さて、その「配達記録郵便」は、受け取る際には受取人のハンコが必要です。
ある日、郵便配達員がその「配達記録郵便」を持ってきました。
対応に出た女性社員は何かのDMの様だったと語っています。
配達員:「ここにハンコ押してください」
よく見ると、宛先の住所と会社名までは合っていますが、宛名の名前の社員がいない。
女性社員:「○×という人間はおりませんので、受け取ることが出来ません。
送り主に返送してください。」
配達員:「ここ、ユニットさんですよね?」
女性社員:「そうですがこの○×という名前の人間はいないのでハンコを
押すことが出来ません。」
配達員:「住所も合ってますんで。」
女性社員:「ユニットという会社は、ここだけではありません。
おそらく送り主のほうで何かの登録間違えをしたのかも知れま
せんが、こちらでは詳しくわかりません。
とにかく受け取ってハンコを押す訳にはいきません。
送り主に返送かもしくは連絡してみてください。」
配達員:「そんなこといわれても、
私は配達しているだけだから。
受け取り拒否してもまた配達しますよ。」
まるで脅しです。制服を着ているだけに、「押し売り」よりたちが悪い。
その場はベテランの女性社員が話しに加わり帰したので、それ以上しつこく食い下がることはしなかったようですが、
しかし、ねえ。
「私は配達しているだけだから」なんて、あなた郵便局の社員なんじゃないの?
丁稚の小僧さんでも、もうちょっとマシな反応しますよ。
ましてや「受け取り拒否しても、また配達しますよ」なんて「何度断ってもまたくるぜ!」って、バブルの頃の地上げ屋じゃないんですから。
おっといけない、グチっぽくなってしまいました。
それにしても、
|私は電話受付しているだけだから。
|
|私は事務で伝票の整理をしているだけだから。
|
|私は在庫管理しているだけだから。
|
|私は開発だけだから。私は営業だけだから。
|
|私は、私は・・・だ・け・だ・か・ら。
寂しいですよね。こんな気持ちで仕事するなんて。
組織への連帯感や信頼関係が希薄になってきているとはいうものの、仕事をしている本人にとって精神衛生上よくありません。
組織は
最終的にお客様に対応する(電話でも対面でも)人は、その組織を代表している、「
組織の顔」であるということを十分に理解してもらう必要があります。
そして個人は
その自覚と共に、組織から与えられるのを待つ事をやめて、
自ら組織に与える立場に自分自身を変えていく必要があります。
この関係がうまくいっている組織の社員は、
「私は配達しているだけだか」らなどという寝ぼけたことは、口が裂けても言わなくなります。
楽しく仕事をするためには、組織、個人双方の努力が必要不可欠ということですね。
ところで「ユニットはそこの所うまくいってるの」って?
電話でお問い合わせいただければ分かります。
お電話お待ちしてます(製品の問い合わせにしてくださいね)。