2006/03/08 はまってきましたよ。
朝、会社に出勤すると水槽の前に人だかりが出来ていた。
そこにはあの飼育に反対されたヒ・キ・ガ・エ・ルのタマゴが入っているのだ。
私を確認すると、「サッ」と何事もなかったように水槽から離れていった。
水槽を確認する私。
私:「おお〜。スゴイですね。一晩でこんなに成長したんですか。生物の成長速度は、はかり知れませんねえ。」
すると一人が話に乗ってきた。
社員:「確かにスゴイですね。あんまり好きになれないけど。」
私:「好き嫌いで判断しないのは、人間としてのマナーですよ。」
社員:「嫌いなものは嫌いなんですよ。社長だって“ホヤ”食べないじゃないですか」
私:「それは“ホヤ”のあのニオイがキラ・・・・。」
“ホヤ”とこれとは違うという言い訳を考えている間に質問された。
社員:「それにしても、このちっさいのの頭のあたりからピロンと飛び出しているの何
ですかね?」
私:「これですか。これはエラです。」
社員:「え〜。カエルなのにエラですか。魚みたいでなおさら気味が悪い」
気味が悪いとは心外である。しかもカエルではなくヒ・キ・ガ・エ・ルである。
あなたもお母さんのお腹の中にいた時はこんな感じで、しかも地上の脊椎動物は全て水の中から派生したものだと説明しようと思った時に、気が付いた。
もう一人が、顔こそこちらに向けていないが、じっと聞き耳を立てていることに。
(
フフフ・・はまってきましたね)
つづく。